今は推薦やAO入試の時期ですね。
合否が決まり受験が終わった生徒も出てきて、クラスがちょっと微妙な雰囲気になったりして。
一般受験組は周りの雰囲気に流されず、前だけを見て踏ん張りましょう。
うちの息子くんは理系クラスでほとんどが国公立を目指していた事もあり、最後までみんなで戦うという雰囲気だったのでその点は恵まれていましたが、文系のクラスはちょっと違ったみたいです。
そろそろ受験する大学も決まってきた頃だと思います。
第一志望校の大学の他に併願校、安全校などを決めると思いますが、受験計画について親子で事前に話し合っておくと良いと思います。
といっても、我が家は浪人覚悟で第一志望の国立大のみを受けたので偉そうなことは言えませんが…。
周りのママ友の話を聞いて、今後の参考にしようと思ったことがあります。
私文を受験した息子くんの友達の話。
私立の一般受験が始まってから結果が思うように出ず、センター利用も不合格。追加で受けられる大学を片っ端から受けては落ちるという状況でメンタルぼろぼろになり実力も発揮できないまま受験を続けた友達。
唯一合格した当初は考えていなかった大学に進学。
受験料だけで80万円ぐらいかかったそう。
お母さんはもっとはやくに諦めて浪人させた方が良かったけど、受験をやめるタイミングを見失い止められなかったとこぼしていました。
受験に関して塾と子供に任せきりで、子供も受験に疲れてしまい判断力が鈍って、最後はどこでもいいから合格が欲しいという思いだけで突き進んでしまったらしいです。
こういう話を聞くと、やはり親もしっかりと調べて関わるべきだなと思いました。
浪人が可能かどうかや、不合格の場合どこまで受験を続け、どこでやめるかをあらかじめ決めておく方が良いのかも。
受験は思い通りに行かないものなので、判断がブレブレになって前が見えなくなった時に参考になるのではと思います。
直前の受験期では、まず第一志望の大学の受験対策にしっかりと力を入れなければなりません。
併願校に関しては、第一志望校と出願傾向の似ている大学や過去問を解いてみて相性の良さそうな大学も考慮するのも大切かも。
併願校の受験対策に時間を取られ過ぎるのは勿体ないですが、時間を測って赤本を解いてみて合格最低点と比べたりすることは必要ですし、大学ごとの癖を知ることも重要。
センター利用は受験校を増やしてでも確実に合格を狙い、受験の負担を減らせると良いと思います。
一つでも合格をもらえるとその後の安心感にもつながるので。
今は色々な受験方式があり、ほんとに情報戦だと思います。
子供の得意な分野を活かす、反対に苦手な分野を避けるという事も考えられます。
例えば、国語が古文漢文なしで現代文だけで受験できる大学もあります。
一般でも2科目で受験出来るところもあったり。
科目ごとの配点も大学や学部学科によってちがうので、有利にもなるし不利にもなります。下調べ大事。
スケジュールを組む際、あまりに受験日を詰めすぎると疲れて力を発揮できなかったという話も聞きました。
そして、保護者からの観点で合格発表と入学金を納める日程も気になる所。
入学金がなるべく無駄にならないように、そして受験日がギッシリ詰まり過ぎない様に予定をたてたいものです。
国公立大学が第一希望の場合、センター試験から2次試験までの一番大事な時期に私立の試験があるので、出来るだけ負担は減らしたい。
ある友達が、私立大学の受験で安全校は合格をもらえたものの、私立の中で受かりたかった大学は補欠合格という結果で不安になり、国公立2次試験対策に集中できないまま本番を迎えてしまったという話を聞きました。
結局国公立は不合格で、合格をもらった安全校に進学したけれど、入学後しばらく立ち直れなかったらしいです。
今では元気に楽しく通ってると聞いて結果オーライなのですが。
受験の最中は本当にメンタル勝負です。
国公立を目指しているのに、私立受験で精神をすり減らすのは残念すぎます。
私立の受験対策をする時期をよく考え、センター利用で安全校を確実におさえて、一般受験。
センター試験後はなるべく国公立の2次対策に集中できるよう気持ちの切り替えが大切だなと思いました。
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