今さらの話になりますが、息子くん国公立の前期の出願の際、第一志望の大学で学科のみを変更しました。
元々考えていた学科との違いは、少し分野を広げたような学科という感じでしょうか。
そう大きく変更したという感じではありません。
なぜ、学科を変更したかというと、センターの結果が思わしくなかったので、少しでも有利にしたかったというのが理由ですが、センターリサーチ自体は両方ともE判定でしたので、それほどの違いはありません。
一番大きかったのは、センターの比率が違ったこと。
塾の先生と色々相談して、元々の希望学科から変更した学科はセンターの比率が少しだけ低かったのです。
まぁ、この時点で2次試験の対策がほとんど手付かずだった息子くんなので、どちらにしても無謀な戦いなのは変わりないんですけどね。
出願締め切り後の最終的な倍率が出て、息子くんが選んだ学科は倍率が去年より跳ね上がりました。
元々考えていた学科の倍率は例年通り。
もしかして、息子くんと同じように考えた子がセンター比率の低い学科に移動したのかななんてちょっと思ったりしました。
もしそうなら、その子たちはセンターの点数は高くないはず。なんて都合いいように考えています。
それでも、例年よりは合格最低点は上がるだろうな…。
センター試験が終わってから出願校を考えている時、親戚の子が心配して連絡してきてくれました。
その子は超難関中高一貫校に通っていましたが、そこで真面目に勉強せずに過ごしてしまい浪人。1年間真剣に勉強して、最難関国立大に合格しました。
しかし、入学してから大学がつまらなくて途中で退学してしまいました。
息子くんが学科を変更して出願することを考えていると話すると、彼はちょっと渋い返事。
実は彼は受験する際、学部を変更して出願し、入学してからすごく後悔したそう。
そのことが大きな原因となり、大学から足が遠のき退学してフリーターに。両親とはすっかりギクシャクしてしまったようです。
そりゃあ、最難関の大学を退学するなんてねぇ、親からしたらやり切れないですよね。
私立中高の学費と塾代、浪人時代の予備校代を考えるとちゃぶ台ひっくりかえして修羅場ですよ~。
そんな経験もあり、息子くんが学科を変更する事が気になったようでしたが、結局はそのことは息子くんには伝えないでおこうという事になりました。
息子くん自身はそれほど学科選びに強いこだわりは無かったので、問題はないと思っています。
こういう話を聞くと大学合格がゴールでは無いと感じますね。
息子くん、今は大学の合否が生きるか死ぬか、天国か地獄かみたいな状態ですが、入学後の大学生活の方が受験勉強した期間よりはるかに長いのです。入学して良かったと思える大学生活を送って欲しいものです。
ちょっと調べてみた所、入学後に学部や学科を変更することは可能なようですね。
ただ、成績が関係したり、面接、筆記試験があったりと簡単ではなさそうですが、退学を考えるぐらいなら転学部や転学科、編入などの道を探しても良さそうです。
まずは合格ありきの話ですけどね。
前期の合格発表が近づいてきて辛いです。
浪人という現実を突きつけられるのが怖い…
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