前期試験後の過ごし方 中期後期の受験に向けて

息子の大学受験

前期試験お疲れさまでした。

今までこの日の為に懸命に勉強してきた受験生は終わってホッとしているでしょうか。

これで受験終了という人は解放感を味わっている事と思いますが、まだ中期後期の受験があるという人も多いと思います。

 

去年の息子くんは、前期試験が終わってから人が変わったように堕落した生活を送るようになってしまいました。

一日中ソファーでダラダラしながらスマホ三昧。

初めのうちは今まで頑張ってきた反動かなと思い、見て見ぬふりでそっとしていました。

数日後に高校の卒業式があり、友達とご飯に行ったり、楽しそうに過ごしていました。

一通り終わった後、そろそろ後期試験に向けて頑張った方が良いのではと思い始めましたが、ダラダラ生活は終わりません。

しびれを切らした私は、塾の自習室に行くように声をかけました。

重い腰をあげて自習室に行った息子くん。

塾から帰ってきた息子くんが言うには、自習室には受験生があまりいなかったと。

息子くんの塾では、受験生用の自習室は3月から2年生が使えるようになったので、夕方から2年生の生徒がたくさん来ていたそうです。

その事が関係あるのかどうかわかりませんが、受験生の姿が少なくて複雑な気持ちになった息子くんでした。

自宅では勉強する気が起きないし、塾にも行く気が無くなってしまいました。

 

息子くんは後期に出願している大学もE判定でした。

前期の大学はE判定だから無理に決まっている⇒後期もE判定だし絶対ムリ⇒浪人決定(私立は未受験)⇒次の受験まで1年あるから今はちょっと休憩

息子くんの話しぶりからこういう風に考えているとわかりました。

高校の先生からの後期出願校は判定の良い大学にした方が良いというアドバイスを無視して、E判定の大学に出願した息子くん。

その時は前期が終わっても絶対諦めずに勉強を頑張ると言っていたのですが…。

 

合格発表の2日ほど前から、息子くんは目が虚ろになって病んでいるような状態だったのですごく心配になりました。

結局、後期に向けた勉強はほとんどすることが無いまま、前期合格発表を迎えました。

 

息子くんがこういう過ごし方をしていた一方で、息子くんの友達は前期試験の次の日から後期に向けて小論文の対策などを頑張っていたそうです。

お母さんの話では、その子は前期試験の出来が不安だったようで、その後毎日必死で勉強していたとの事。

その子は結局前期不合格でしたが、後期でみごと合格。

第一志望には行けなかったけれど、後期の大学で部活を頑張り、先輩たちに可愛がられて、塾講のバイトをしながら充実した大学生活を送っているそうです。

 

後期の大学は倍率が高いから難しいとか、合格してもあまり行きたくないなどと思う人もいるかもしれません。

私立大学で行きたいところを確保できているのなら良いのですが。

もし、浪人することになるのであれば、出願している中期後期はしっかりと勉強して受験した方が良いと思います。

後期は当たり前ですが受験者数が当初よりグッと減るので、実際の倍率は低くなります。

もし行く気が無い大学でも、合格を貰ったら気持ちが変わるかもしれないし、浪人をすることになってもその努力は来年に繋がるのですから。

 

前期試験が終わって数日ダラダラ過ごし、息子くんのように立ち直れないような状況になると大変です。

なるべく切り替えを早くして、勉強を再開してくださいね。

 

コロナの影響で高校の卒業式や謝恩会が中止という所も出てきているようです。

どうしようもない事ではありますが、大きな節目となる行事が中止になるのは切ないですね。

 

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