昨日の続きです。
センターの結果が目標に届かなかった息子くんですが、結局第一志望校に前期の出願を決めて、出願が始まるとすぐに手続きしました。
数日後、私はこのサイトで出願状況を進行形で見られることを知りました。
恐々のぞいてみると、息子くんの出願した所が何だか倍率が高いのです。
まだ、出願締め切りまでは数日あります。
もしかして、これはやらかしたのでは……汗
でも、この高い倍率をみて、出願先を変える人がいるかもしれない……
今さらどうしようも無い事ですが、これ以上倍率が上がらない事を祈る日々。
結局、祈りもむなしく、最終日まで着実に倍率は高くなっていきましたとさ。
このサイトを見ながら志望校や学科などを考えて、締め切り直前で出願する人がもしかしているかもしれないなと思った出願後の出来事でした。
息子くんは、出願が終わってすぐ、しばらく離れていた数Ⅲの勉強に取り掛かりました。
結構忘れているかもなんて焦りながら数Ⅲのリハビリをさらっとやり、その後ようやく初めての赤本に手をつけました。
息子くんの2次試験の目標は6割以上をとる事。
今までの合格最低点から考えて6割取れれば合格の可能性があります。
ただ、息子くん今までの模試の経験からマークミスが多くて。このことは最後まで心配の種でした。
もちろん、ミスしないように模試の後には毎回反省して、自分なりにマークのつけ方を工夫したりしていました。
マークミスが無いと考えて、6割の目標。初めて過去問を解いてみた結果は…
数学は3割も届かないぐらい。
英語は5割~6割ぐらい?英作文があるので点数があやふや。
理科は4割~5割。
教科ごとの配点は数学が一番高いのですが、その数学が凄く難しく感じたそう。
赤本を解いた後、息子くんはあと一か月しかないのに合格はもう無理かもと絶望しました。
でも、今さらそんなことは言っていられません。
なんとか気持ちを切り替えて勉強を再開。
英語の赤本を解いて塾の先生に毎回採点してもらったり、他の教科についても相談したりして諦めないで2次試験に向けて頑張りました。
赤本は、数学は15年分、英語と理科は10年分を何度も解いて、合わせて問題集もあまり難しいレベルには手を出さず、今までやってきた問題集を繰り返し解きました。
数学が5割ぐらいしかとれないなら、英語と理科で7割を目指す、そんな風に考えていたようです。
実際、点数が開示されたらまたブログに書こうと思います。
2次試験本番まで、息子くんが何度か精神的に不安定になったりしたこともありましたが、それでも1日最低10時間は毎日サボらず勉強し、夜家に帰ってからはスマホでYouTubeを見たりしてしっかり気分転換して、メリハリをつけて過ごしました。
センター試験後は、朝家を出る時にスマホを置いていき、夜に塾から帰るまではスマホを触らないという事を自分で決めてやっていました。
塾の自習室で勉強の合間にスマホをやっている子がいると、そんな子には負けないぞとこっそり思っていたらしいです。
ちなみに、息子くんは集団塾で英語と数Ⅲを週一で教えてもらっていましたが、他は自習室で勉強して、苦手な所があると、その単元を家でスタディサプリを見るなどしていました。
最後は判定とか倍率とか考えないで、解ける問題は焦らずしっかり点につなげる、難しい問題も白紙にしないで部分点をもらいにいくという事だけを目標に2次試験に向かいました。
2次試験の直前、息子くんが大変慕っている塾の英語の先生の最後の授業がありました。
その授業で先生の話を聞いて、不思議な力みたいなものをもらったようで、息子くんは2次試験を緊張せずにリラックスして受けられたようです。
2次試験では息子くん自身やり切って後悔は残らなかったようですが、その後は以前ブログで書いたようにすっかり燃え尽きて勉強しなくなってしまいました。
2次試験が終わってから発表までが本当に長くて辛い日々でした。
この頃になると、また判定が悪かったことや倍率が高い事が頭をよぎり、悪い結果ばかり考えていました。
そんな逆転合格、出来るわけない。無謀な挑戦だった。もっと安全校をさりげなく勧めた方が良かったのでは…
毎日、いろんな後悔が頭をよぎりました。もちろん息子くんの前ではそんなことは言えませんが。
息子くんも、どうせ合格なんてありえない、後期試験も無理だから浪人すると言いながらダラダラ過ごしていました。
少しは塾にも行きましたが本当に別人のようになっていた息子くんでした。
こんな状態でのまさかまさかの合格。
数日は合格が信じられず夢かもしれないと息子くんはよく言っていました。
来年度の受験はセンター最終年度という事で、国公立にこだわる場合浪人するのが厳しい年となるので、センターリサーチでE判定の大学を受けるというような事はほとんど無いのかもしれませんね。
でも、私立の併願など色々な考えから、国公立の判定が悪くても受けてみようという少数派の人がいるかもしれません。
もしそうなら、どんなに判定が悪くても最後の1日まで諦めずにあがいてみてください。
可能性はとても低くてもゼロではないのです。
そして、A判定やB判定をもらった大学を受験する子は、最後の最後に後ろから追い上げていく子がいる事を忘れないでください。
最後の1日まで必死で勉強してください。センター試験のアドバンテージは大問が1、2問で追いつかれるぐらいの差かもしれません。
以上が大学受験が終わってみての私の感想でした。
それから、最後に来年の受験に向けてもう頑張っている子は沢山います。
息子くんは部活を引退して6月中旬からの受験勉強開始でした。
それまでは1日の勉強時間は1時間程度で高校の課題ぐらいしかしていませんでした。
ここからのスタートでは本当に大変です。
忙しい部活をしている子は体力的に大変かもしれませんが、少しでも早く主要科目の基礎だけはしっかりと勉強しておくことをおススメします。
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